2013年7月18日木曜日

7月13日(金) オランダ・Gissenburg オムロープレース(周回コースのロードレース)

距        離: 90km
出走者数: 69名  
天        候: 晴れ  
気        温: 22~23度
<結果>
窪木選手: トップ11名、第2グループ15名がゴール後、約3分遅れの4名のグループで1着となり、27位で賞金獲得。(30位まで賞金)
吉田選手: スタート45分後に集団から離脱、単独で走行を続けましたが、追走は2周程度で降ろされました。DNF
2日連続のレース出場です。昨日より多少気温が上がりましたが、湿度は低めのため、心地良いレース日和でした。
Gissenburgは、プログラムではクリテリウムとされていますが、1周長が約3.2kmあるため、クリテリウムの規則は適用されず、オムロープ(周回コースのロードレース)と言うべきレースです。
コースは、牧草地帯(干拓地)をほぼ長方形に周回するもので、風が強い日には集団内での位置取りのテクニックが大きく影響しますが、今日は風が穏やかだったため、レースは中盤まで大集団での高速展開となりました。
大きな動きがあったのはスタート後約40分が経過した頃。 窪木選手を含む12名が集団から飛び出してトップグループを形成。
その次の周回で後続グループの中からトップグループを追走しようとする選手達のアタックが始まり、一気にスピードが上がった際に集団の後方に位置していた吉田選手が離脱。 単独で追走を続けましたがトップとの距離が大きく開いたため、降ろされました。
窪木選手は今日も調子が良く、トップグループでゆとりを持って走っていたのですが、周回ラッ
プ(懸賞)を取りに行った直後にコーナーに無理
なコース取りで入ったため、自爆落車。しかし、
ダメージは少なく、後続集団との差がこの時点で40秒近く開いていたため、後続集団に戻ることが出来ました。
その後、トップグループとの差はさらに広がりましたが、1時間20分経過した時に後続グループから15名が飛び出して第2グループを形成、トップグループ12名、後続グループ15名、メイン集団という展開に。
落車の際に打撲した腰が痛くて思う様に動けず、集団に取り残された窪木選手ですが、残り4周で果敢にアタックし4名のグループでメイン
集団に差を付けて、4名のスプリントで1着で
ゴールしたため、27位に入り、賞金を獲得し
ました。
吉田選手は、先週のオランダのレースでは、最初の2周で離脱してしまって全く集団に付いて行けなかったのですが、今日のレースでは45分間、高速な展開に付いて行くことが出来ました。 少しずつですがレースのスピード、流れに馴染んできた様子が伺えます。
前日に続きアクシデントに見舞われた窪木選手。 当地に来て最初のミーティングの際に「コーナーでは他の選手達と同じラインを走り、決してラインを外れたり、強引にインから入り込むような走りはしない様に」と注意を与えておりました。
今日のレースでは、この注意の重要性を身を持って痛感させられました。