2016年8月29日月曜日

8月28日(土) オランダ・Zuidland クリテリウムレース

距離:約80km (約2.5km×32周)
出走者数:35名 完走者数:32
天候:晴れ  気温:28

<結果>
加藤選手: レース半分までは積極的な走りが出来ていましたが、65分を経過した時点 で落車。右側ブレーキレバーが破損し、リタイア。DNF

岸 選手: 後半、自らのミスで落車しましたが、スタート地点で審判に落車を告げて1周のニュートラルが与えられ、レースに復帰し、20着でゴールしました。


Zuidlandのレースは、2.5kmと1周の距離が長く、しかもほぼ長方形で難しいコーナーは無いので、オランダのクリテリウムとしてはかなり簡単と言えるコースです。スタート&フィニッシュの反対側になる箇所は、干拓地の堤防上を走るため、風が強いとその影響を受ける厳しい展開になりますが、今日は比較的風が穏やかだったため、レース前半に脱落した選手は1名のみでした。出走者数35名で完走者32名という数字がレースがいかに簡単であったかを物語っています。

こういう時こそ、本来のオランダのクリテリウム独特の連続するコーナー、ハードな展開には現在の力量では付いて行けない加藤・岸選手にとってはチャンスだったのですが・・・ 2名揃って、気の緩みが出てしまいました。 加藤選手は、これまでのレースでもグループ(集団)内での位置、走り方に問題があったのですが、今日も風の流れによって生じるラインの動きが読めておらず、変化に対応出来ない事が原因の落車です。 岸選手は、集団の先頭でコーナーを曲がった後に不必要に後方を振り向いたためにそれが自爆的落車になってしましました。しかし、その後は冷静に行動し、レースに復帰できました。 

今日までにオランダとベルギーにおいて合計10レースに出走し、レースに慣れてきたところで、注意力、集中力が一瞬途切れた、あるいは、基本が御座なりになってていた様に見受けられました。