2016年8月23日火曜日

8月20日(土) オランダ・Pijnacker クリテリウムレース

距離:90km(約1.10km×84周)
出走者数:54名  着順が付いた人数:37
天候:晴れ  気温:21

<結果>
加藤選手: スタート後、約15分で集団から離脱。独走、そして千切れた選手達と小グループの形成を繰り返しながら走り続けました。複数回の周回遅れになっていたため、残り10周の時点で降ろされましたが、その時点での34位の順位が記録されました。

岸 選手: 加藤選手と同様、約15分で離脱し、同じく独走、小グループで走行を続け、
      周回遅れの選手達が降ろされた時点での順位36位が記録されました。


Pijnackerのコースは先週のBeverwijkと良く似た長方形のコースですが、今日は前年までとは逆回り(時計方向)になっていました。今週はオランダ国内でコンチネンタルチームが出場するクラッシクレースがあったため、コンチネンタルチームの選手は3名しか出場していませんでした。また、一般のクラブチームもこの時季はベルギーなどで開催されているステージレースに遠征しているチームが多く、そのため、一軍選手は不在。そのため、参加選手の多くは無名の一般アマチュアクラスでしたが、レースはスタート直後から高速な展開になりました。

高速のクリテリウムに不慣れな加藤・岸両選手は、スタート位置は前の方だったのですが、徐々に後退。共に15分程度で離脱してしまいました。オランダのクリテリウムは、最初の1時間は約15分間隔で極端にスピードが上がる局面が訪れる傾向にあります。最初の15分は特に重要で、これを乗り切ると30分までは付いて行けますが、再び訪れる局面を持ちこたえると45分までは走れると言った具合になります。その後、1時間を過ぎるとしばらくは一定したペースの展開となり、ラスト10km位で再び激しい駆け引きが始まります。

今日のレース、そして先週のBeverwijkの類似した高速クリテリウムを加藤・岸選手は共に現在の力量では手も足も出ない状態で、全く勝負に参加出来ずに終ってしまいました。しかし、こういう厳しいレースを走ってこそ、自分自身の欠点・問題点が浮き彫りになり、今後の課題がはっきり分かるのです。