2016年8月17日水曜日

8月12日(金) ベルギー・Lokeren ケルメスレース

距離:120km7.5km×16周)
出走者数:102
天候:晴れ時々曇り 気温:20

<結果>
加藤選手: 先頭から425秒遅れの34名の最終グループでゴール、着順は64位。

岸 選手: 同じく最終グループでフィニッシュ。着順は59位。


今日は気温が暑からず涼し過ぎずの適温で風も殆ど無く、穏やかなレース日和となりました。ベルギーのレースは、既に3レース目になりますが、これまで走った2レースは「オープンカテゴリーレース」で、レベルの低いカテゴリー、マスターズ(40歳以上)、ホビーレーサーなどが一緒のレースでした。今日は、初めてベルギーで「エリート&U23」のみのレースを走りました。
レース前から「これまでのレースよりも動きが活発になり、スピードも速く、集団はいくつかに分離する。特にレースが半分終了した時点でのアタックには要注意」とアドバイスを与えておりました。
今日のレースには、奇数周回の先頭通過者には50ユーロの賞金があったため、1周目からそれを狙いに行った6名が集団に差を付けて1周目を通過。そのままこの6名は逃げの体勢に入りました。4周目に集団から飛び出した5名が先頭6名に追い付き、さらに単独で追い付いた1名を加え、12名の先頭グループが構成されました。

レースが半分終了した8周目、予想通り集団に大きな動きがあり、岸選手を含む十数名が先頭グループの追走を始めました。しかし、岸選手はそのグループのスピードに付いて行けず脱落、集団に戻りました。同じ頃、集団からは次々と前に飛び出す選手達によって、いくつかの追走グループに分離。残り3周の時点で先頭グループも6名に絞られ、その後方に15名、29名、最終グループという形になりました。

結局、最終周回手前で単独で単独でアタックした選手が1周を逃げ切り優勝。加藤・岸両選手は、51位以降の着順のグループ(425秒遅れ)で完走しました。

加藤選手は、レース中盤までは集団の半分よりも前の良い位置を巧く走れていましたが、動きが活発になった中盤以降は、スピードに反応出来なかった様子です。

岸選手は、事前のアドバイス通りに追走グループに乗ったのですが、スピードに付いて行けませんでした。もしもこのグループから離脱しなかったならば、最低でも22位だったので無念な結果ですが、良い勉強になったと思います