2016年8月18日木曜日

8月14日(日) オランダ・Beverwijk クリテリウムレース

距離:100km(1周約1.3km×75周)
出走者数:約70名 着順が付いた人数:57
天候:晴れ  気温:24

<結果>
加藤選手: スタート後、約20分で集団から単独で離脱。先頭グループ、メイン集団にラップされた後は同じ様に離脱した選手達と小グループを構成して走行を続けましたが、残り10周で降ろされました。その時点の着順で52位。

岸 選手: スタート位置が後方になってしまい、前に出れない状態でしたが、スタート後45分の時点まではメイン集団に何とか付いて行けました。しかし、その後、単独で離脱してしまい、加藤選手と同じグループでラップされながら走り続け、残り10周で降ろされました。着順は54位。 



Beverwijkのコースは、ほぼ長方形でコーナーも比較的簡単なため、毎年かなりの高速レースになっています。今日は気温24度、湿度も低めで、当地の8月中旬の平均的な気候で、快適なレース日和だったため、スタート直後から相当なハイスピードレースになりました。

加藤選手は、スタート直後は集団の中程を巧く走れていましたが、最初の15分目に15名がアタックを仕掛けた際に上がったスピードに付いて行けず、一気に後退してそのまま離脱してしまいました。

岸選手は、スタート位置がほぼ最後尾になってしまったため、なかなか前に出れず、最初から苦しい展開になってしまいました。一発ダッシュのスピード(瞬発力)のある選手は、たとえ最後尾からスタートしても前に出て行く走りが出来るのですが、現在の岸選手のスピードではそれが出来ませんでした。それでも45分まではメイン集団に付いて行けていましたが、突然集中力が切れたのか、特に展開が激しくない状況で千切れてしまいました。

今日のレースの様にスタート直後から猛然とダッシュが繰り返され、まさに息をつく暇も無い展開のレースを経験したことの無い加藤・岸両選手にとっては、一種のカルチャーショックを強烈に感じたと同時に多くの課題が浮き彫りになった一日でした。