2015年8月10日月曜日

8月6日(木) オランダ Dordrecht De Mol トレーニングレース

距離: 90分+3周(周長1704mの自転車専用サーキットコース)
出走者数: 約60名
天候: 晴れ
気温: スタート時 27度 終了時 25度

<結果>
野崎選手:スタート直後から常に集団の前の方の好位置を走り、少人数の逃げのグループに加わるなど良い走りをしていました。しかし60分が経過した時に数名でアタックした際に脚を使いすぎてしまし、左脚が攣ってしまってグループそして集団からも離脱。その後は1周遅れになりましたが、後方グループと走り1周遅れでゴールしました。

花立選手:前半から頻繁にアタックを仕掛ける積極的な走りをしました。スタート後55分頃に単独で逃げに入り、約1周を一人で走りましたが、チェーンが突然アウターからインナーに落ちてしまい、それと同時にリア変速機のプーリーとプレートの間にチェーンが挟まって動かななくなってしまい、リタイア。




今年の「パールイズミロードレーススクール」の初戦は、オランダ・Dordrechtのクラブチーム De Mol が所有する自転車専用サーキットコースで4月第1週から9月第1週まで、毎週火、木曜日に行われているトレーニングレースです。 このサーキットは、良好なアスファルト舗装で難しい鋭角なコーナーも無く、道幅も十分な広さなので、レース経験の少ない日本の選手が欧州遠征で最初に走るレースとしては最適です。
今日は公式レースでは無いので、とにかく「自分達の思うままに思いっきり走ってみるように」と指示しました。 唯一の注意事項は、常に集団の中央よりも前の位置を維持する様に心掛ける事。 2名共、スタート直後から積極的にアタックを仕掛けたり、少人数ン逃げに乗ったりなど、良く走れていました。
花立選手は調子が良かったので、後半に入って単独でのアタックに挑みました。 しかしチェーンが変速機のプーリーとプレートとの間でブロックしてしまうというトラブルのため、60分走った時点でリタイアとなってしまいました。
 野崎選手も「強くなるためのトレーニングレース」と考え、自ら追い込む走りに徹しました。 そのため60分を経過して強い選手達のアタックに乗った際に脚が攣ってしまい、グループから脱落し、後続集団にも付いて行けませんでした。 そして周回遅れになりましたが、後方グループに戻って、そのままゴールに辿り着きました。
今日のレースでは2名共、当初の予定通り自らを追い込んで思い切り走れました。
コースは簡単なので、積極的に動かずに集団内を走っていれば簡単に完走可能なレースです。 しかし、それでは決して強くはなれません。 集団内での位置取り、駆け引き、そして自分自身の限界を知る、この点において今日は充実した練習が出来たと思います。
また、私と顔見知りの選手達が親切に色々とレース中にアドバイスを与えてくれたりした様子で、とても良い勉強になりました。