2015年8月16日日曜日

8月13日(木) オランダ Dordrecht De Mol トレーニングレース

距離: 90分+3周(周長1704mの自転車専用サーキットコース)
出走者数: 約60名
天候: 晴れ

気温: スタート時 29度 終了時 26度

<結果>
花立選手:レース前半は集団の後方で良く動きを観察し、中盤から逃げのグループに加わる積極的な走りをしたものの、最後の詰めの段階ではトップグループに入れず、最終回のゴール300m程手前で前を独走していた野崎選手に追い付いて一緒にフィニッシュしました。

野崎選手:スタート直後から常に前から10番手以内を走る様に心掛け、中盤に7名で猛烈なアタックを仕掛けましたが決まらず、一旦集団の後方に下がり、レース後半で再び果敢に攻めました。 しかし終盤にトップグループから離脱して独走になってしまい、後方から追い付いた花立選手と共にフィニッシュとなりました。

De Molのトレーニングレースは既に先週走っているのでコースを熟知しているし、公式レースとは異なり、参加者は皆レースを楽しんで走っているのでプレッシャーを感じる事無く、2名とも思い切った展開が出来ていました。今日の課題は「自分自身の限界線を感じ取り、そのギリギリ状態で攻めながら、自ら逃げのグループを構成するにはどうすれば良いか」です。こういうレース展開をレースで試す機会の殆ど無い日本選手にとっては最高の練習です。

前回はレース前半で頑張り過ぎて後半に脚が攣ってしまった野崎選手は、逃げが決まらずに集団に戻る際にそこで力尽きない様に工夫して走りました。
花立選手は、レース前半は集団の中で周囲の動きを観察しながら走り、中盤から活発に動き始めました。 途中、先頭グループをもう一人オランダ人選手と2名で追走しましたが、途中から単独でトップグループに追い付いたのはなかなか良い走りでした。
しかし、1時間が経過して実力のある選手達が本気でアタックを仕掛けると2名共そのスピードには付いて行けずトップグループから離脱。最終回ゴール手前では前を独走していた野崎選手にやはり独走で走っていた花立選手が追い付き、17位、18位でフィニッシュとなりました。

前回のレースと比較すると落ち着いて集団の動きを観察する余裕が見られ、2名共に僅かながら進歩が感じられました。