2014年6月9日月曜日

6月5日(木) オランダ・Dordrecht クリテリウムレース(非公式レース)

距離:90分+3周(11700mの自転車専用サーキットコース)
出走者数:約70
天候:晴れ時々曇り
気温:1517

<結果>
川口選手: 前半は積極的に集団の前を走りましたが、中盤に集団から単独で離脱。その後、周回遅れで集団に戻り                集団と共にゴール。

佐々木選手:スタート直後に5名の先頭グループを形成しましたが、5名に付いて行けず集団に戻り、そのまま集団内                走ってゴール。


  「パールイズミロードレーススクール」、今年の第一戦は、オランダ・Dordrechtのクラブチーム De Mol が所有する自転車専用サーキットコースで4月第1週から9月第1週まで毎週火曜日、木曜日に夜7時スタートで行われているトレーニングレースを選びました。 緯度が高く、しかも夏時間を採用している北ヨーロッパは陽が長く、6月頃は10時まではライト無しで屋外を走れます。 そのため、平日でも2~3時間程度の時間で走れる距離のロードレースが頻繁に開催されています。 非公式レースなので、15歳以上の全てのカテゴリーが同時スタートで行われます。 コースは難しいコナーは無く、路面も良好なアスファルト舗装で道幅も広く、ハイスピードな展開になりますが、初めて欧州のレース走る2名にとっては、ちょうど良い練習になります。

川口選手は前半、先頭集団を追走するグループに加わったり、メイン集団でも頻繁に先頭を引く積極的な走りを見せましたが、追走グループから離脱した後、単独で長い距離を走るなど無駄なエネルギーを使ってしまったため、集団の速度が上がった際にあっけなく千切れてしまいました。 前に行こうとする走りと意識の持ち方は良いのですが、自分自身の限界点を感じ取れていないという問題点が浮き彫りになりました。 

佐々木選手は、スタート直後に飛び出した5名のアタックに巧く乗って6名の先頭グループで前半の周回を重ねたのですが、スピード不足のため、単独で離脱し、後方のメイン集団に戻りました。 この5名が先頭交代を繰り返しながら集団に差を付けて、逃げを決めてしまったので、もしも付いて行けたならば最低でも6位に入れたので悔やまれます。 レースは、1時間経過した時点でメイン集団に大きな動きがあり、15名が第2グループを形成。 この時も佐々木選手はこの動きに反応していたのですが、やはり加わることが出来ずにメイン集団に戻ってしまいました。 残り時間10分で先頭グループがメイン集団に追い付いたため、トップ5名以外の集団は残り3周を残して終了になってしまいました。 第2グループ15名は、脚並みが揃っていて、メイン集団(トップ5名を含む)に短時間で半周近くの差を付けて、トップから半周遅れのゴール(6着~20着)となりました。 つまり、佐々木選手はこの15名に加わっていれば、21位以内で完走出来た訳です。前半と後半、肝心なところで前のグループに付いて行けなかったのが今日の敗因です。