2013年8月26日月曜日

8月22日(木) オランダ・Dordrecht クリテリウムレース (非公式レース)

距   離: 90分 + 3周(1周長 1700mの自転車専用サーキットコース)
出走者数: 約60名   
天        候: 曇り   
気        温: 21度

<結果> 
吉田選手: 先頭グループ8名にラップされた集団のゴールスプリントで4着でフィニッシュし、
                   着順は12位。


今年の「パールイズミ ロードレーススクール」最終戦です。
吉田選手は、ベルギー・オランダの公式レースでは完走が難しいので、オランダの自転車専用サーキットで毎週開催されているトレーニングレース(非公式レース)で基礎技術・能力を向上されるレース活動に変更し、2週間前からオランダ・Dordrecht のレースを走っております。
今日のレースで吉田選手はスタート直後から果敢に動き、4名でいきなりアタックを仕掛けました。
この逃げは15分後に後続6名加わり10名となり、さらに20分後には16名の先頭グループになりました。その後、30分を経過した時点で集団が後方に迫り、その直後に8名がアタックして新たなる先頭グループを構成。残りの8名は集団に戻る形となり、吉田選手も集団に下がりました。
先頭8名は、足並みが揃っていて周回を重ねるごとに集団との差を広げ、残り数周の時点で集団を捕える位置に到達したため、集団は残り3周でラスト1周を宣告され、吉田選手は集団の中では4着でゴールし、12位となりました。

吉田選手は、コーナーが簡単なコースならば、ある程度は戦いに加われる能力を有しているのですが、コーナーリングの技術と
コーナーを出た直後の瞬発力が不足しているため、公式レースではベルギー・オランダ共、完走は出来ずに終わりました。
今回、「パールイズミ ロードレーススクール」に参加したことにより、日本では気が付かなかった欠点がはっきりと浮き彫りになり、今後の課題を確認することが出来ました。
日本帰国後、どの様なトレーニングがするべきか、スクール期間中に色々とアドバイスを与えましたので、今後は様々な工夫を盛り込んだ練習に励んで欲しいと思います。