2014年6月13日金曜日

6月12日(木) オランダ・Dordrecht クリテリウムレース(非公式レース)

距離:90分+3周(11700mの自転車専用サーキットコース)
出走者数:約70
天候:晴れ
気温:2022

<結果> 
川口選手: 8名の先頭グループにラップされて1周遅れとなったメイン集団内でゴール。 着順は不明。

佐々木選手: 約60分経過した時点で構成された8名の先頭グループに加わり、メイン集団をラップ。
                      最終回に2名の選手と共にアタックし、3名のゴールスプリントで3着。


今日は、先週も走ったオランダのクラブチームDe Molのサーキットコースでのトレーニングレースに行きました。既にコースとレースの雰囲気を知っているので、川口・佐々木両選手共に気分的にはかなり落ち着いてレースに臨むことが出来ました。トレーニングを目的とした非公式レースゆえ、着順よりも「レース感覚を掴む、自らの限界を把握する、追い込んだ走りをする」を重視して走る様に指示を出しました。

川口選手は、先週のレースではスタート直後から積極的に走り過ぎ、自身の限界を超えてしまい、単独で集団から離脱してしまったため、今日は特に自分の限界を知る走りをする様に心がけた様子です。 しかし、レース前半、決まるはずの無い逃げに加わってそのグループを引く。また、不必要に集団の前を引き過ぎたため、約1時間経過した時点で先頭グループ3名を追走する5名に付いて行けず、後方のメイン集団に戻らざる負えなくなってしまいました。もしも5名に付いて行けたならば、先頭3名に追い付いて、メイン集団をラップした先頭グループのゴール勝負にも加わることが出来たはず。前半から積極的に展開し、自らを追い込む走りは評価しますが、 肝心な時に脚が無く、無駄な走りをしているのが改めて浮き彫りになりました。 
 
佐々木選手も前半から集団の前方に位置し、積極的に動いていましたが、スタート後、60分に自ら仕掛ける様な形で3名の先頭グループを構成。メイン集団からは、力のある選手6名(川口選手を含む)が飛び出して、これを追走。途中でスピードに付いて行けず離脱した川口選手を除く5名が3名に追い付いて先頭グループが8名となり、先頭グループのスピードが一気に上がりました。後続のメイン集団に大きな動きがなかったため、ラスト2周で先頭グループが集団をラップ。 そのため、集団は残り1周で打ち切りになり、最終回は8名の先頭グループのみに。佐々木選手は、最終回の登坂箇所で果敢に攻めて、ゴールまで約400mの最終コーナーを3名で曲がり、ゴールスプリントなりましたが、2名のスピードに及ばす、3着でフィニッシュしました。今日はトレーニングレースで、しかも既に走った経験のあるコースゆえ、思い切ったアタックを仕掛け、しかもレースに必要な展開も良く考えながら走れていました。